バイオ系大学院卒社会人日記

とある会社の社員の話

自宅からのゼミ

今日は、今年から研究室に新しく入ってきたM1の卒研発表を聞いた。それについて、教授や研究員の方がディスカッションをしていたけれど、そもそもの実験が間違っている、そのやり方はダメでは?のようなダメ出しをしていた。

私が思うに4年次の研究の責任は主に指導教員(研究室教授)であるため、4年生にダメ出ししてもしょうがないと思った。確かに、考えないといけないことも多くあると思うけれど、4年次はわからないことだらけだし、教授の言っていることがすべて正しく感じてしまうことがあると思う。

私も卒業時に、4年次の研究室の教授に、「教授と先輩、同期は信じるな」とアドバイスされた。先生もよくわかっていないことが多いし、研究全てを見ているわけではないからよく会議して、最終的には自分で調べ考え行動することが大切だと言われた。確かにその通りで、教授の言われたとおりに実験、解析しても、それのデータは使えないとか、あの実験はサポートにはなるけど、証拠にはならないとかいろいろ言われるしね。

ただ、だからと言って自分ですべて研究計画して実行してまとめるっていうのは、学士、修士にはできないと思う。博士課程進んだらできるようにならないといけないらしいけど。

私も来週発表するから、また文句アドバイスを言われると思うと気が重いよね。